2025年大阪・関西万博で大阪府市が運営する「大阪ヘルスケアパビリオン」では、地元の繊維産業の中小企業が〝未来感〟を押し出したさまざまな製品を展示する。視覚効果で「透明に見える服」や、磁石を使った「宙に浮く靴」など既存の技術を生かした知恵や工夫が光る。大阪は古くから「繊維の街」として知られたが、半世紀ほど前から中国など海外勢との価格競争にさらされ優位性を失った。万博を起爆剤とした再浮上に期待がかかる。
婦人服小売業のマツオインターナショナルなどは、光を反射する素材を使った「透明に見える服」を展示。「光学迷彩」の技術を活用し、服に背景の景色をプロジェクターで投影することで、着用者が周囲に溶け込んでいるようにみせる。万博本番では、植物の背景と一体化しているような演出を想定する。
靴メーカーのリゲッタ(同市生野区)は、電磁石の反発力を活用した「宙に浮く靴」を出展。磁力で靴を地面から少し浮かすという発想だが、磁力をうまくコントロールしてまっすぐに歩くことは容易ではない。
今回のプロジェクトでは他にも、黒色を染めた後に表面の形状を変化させて光の反射を抑えるコーティング技術により、さらに深い黒にした生地(京都紋付)▽食用に適さない古米や休耕地・耕作放棄地で栽培したコメを活用した生地「お米の合成皮革」(太洋商店)▽洋服を「第二の皮膚」とし、着るだけでスキンケア効果のある繊維「モイストファイバー」(桃谷淳天館、オーミケンシ、東紀繊維)-などユニークな技術や製品が披露される。
詳しくはこちら
https://www.sankei.com/article/20250102-W56H2Y3ZUNMDHNQ3BYIP47QECA/
婦人服小売業のマツオインターナショナルなどは、光を反射する素材を使った「透明に見える服」を展示。「光学迷彩」の技術を活用し、服に背景の景色をプロジェクターで投影することで、着用者が周囲に溶け込んでいるようにみせる。万博本番では、植物の背景と一体化しているような演出を想定する。
靴メーカーのリゲッタ(同市生野区)は、電磁石の反発力を活用した「宙に浮く靴」を出展。磁力で靴を地面から少し浮かすという発想だが、磁力をうまくコントロールしてまっすぐに歩くことは容易ではない。
今回のプロジェクトでは他にも、黒色を染めた後に表面の形状を変化させて光の反射を抑えるコーティング技術により、さらに深い黒にした生地(京都紋付)▽食用に適さない古米や休耕地・耕作放棄地で栽培したコメを活用した生地「お米の合成皮革」(太洋商店)▽洋服を「第二の皮膚」とし、着るだけでスキンケア効果のある繊維「モイストファイバー」(桃谷淳天館、オーミケンシ、東紀繊維)-などユニークな技術や製品が披露される。
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引用元: ・【大阪万博】「透明に見える服」「宙に浮く靴」万博に集結 驚きの未来ファッション
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