2025年1月、フランス南部カンヌ近郊にあった水族館のある海洋テーマパーク、「マリンランド・アンティーブ」が閉鎖された。
その後廃墟となった施設のプールには、フランスで飼育されている最後のシャチ、ウィキ(23歳)とその息子ケイジョ(11歳)の2頭、そして12頭のイルカたちが取り残されている。
閉鎖から数か月が経過した現在、彼らは藻が繁殖した濁った水のプールに取り残されており、健康と福祉が深刻な懸念事項となっている。
フランス南部、カンヌ近郊にあったマリンランド・アンティーブは、シャチやイルカのショーを売りにしていた水族館付の海洋テーマパークだった。
だがフランスでは2021年11月に、新たな動物福祉法案が可決。海洋哺乳類によるショーや、サーカスでの野生動物の使用、ペットショップでの犬猫の店頭販売などが禁止されることとなった。
ショーを目当てに来るお客さんでにぎわっていたマリンランドは、これを機に閉園することとなる。
そして2025年1月5日、正式にその門は閉ざされが、問題となったのは、マリンランドで飼育されていた生き物たちの行き先だ。
マリンランドにはウィキー(23)とその息子のケイジョ(11)という2頭のシャチ、そして12頭のイルカたちが飼育されていた。
そして閉園から4か月。5月7日に撮影されたという映像には、メインテナンスが行われなくなり、藻が繁殖した濁ったプールで泳ぐシャチやイルカたちの姿がとらえられている。
当初、2頭のシャチは、日本の神戸市にある神戸須磨シーワールドが引き取る予定で調整が進められていた。
だがクジラの保護団体らが日本への移送を強く反対し、署名運動などを実施。その結果、フランス政府は日本に譲渡しない決定を下した。
彼らはその理由として、日本がいまだに捕鯨を行っていること、動物の保護に関する法律の整備が遅れていることなどを挙げた。
それでは、シャチたちはどこへ行くのが望ましいのか?日本の次に候補となったスペインのテネリフェ島にあるロロ・パルケ海洋公園だった。
だがこちらは、スペイン政府が施設の収容能力不足を理由に受け入れを拒否した。
詳しくはこちら
https://karapaia.com/archives/510488.html
その後廃墟となった施設のプールには、フランスで飼育されている最後のシャチ、ウィキ(23歳)とその息子ケイジョ(11歳)の2頭、そして12頭のイルカたちが取り残されている。
閉鎖から数か月が経過した現在、彼らは藻が繁殖した濁った水のプールに取り残されており、健康と福祉が深刻な懸念事項となっている。
フランス南部、カンヌ近郊にあったマリンランド・アンティーブは、シャチやイルカのショーを売りにしていた水族館付の海洋テーマパークだった。
だがフランスでは2021年11月に、新たな動物福祉法案が可決。海洋哺乳類によるショーや、サーカスでの野生動物の使用、ペットショップでの犬猫の店頭販売などが禁止されることとなった。
ショーを目当てに来るお客さんでにぎわっていたマリンランドは、これを機に閉園することとなる。
そして2025年1月5日、正式にその門は閉ざされが、問題となったのは、マリンランドで飼育されていた生き物たちの行き先だ。
マリンランドにはウィキー(23)とその息子のケイジョ(11)という2頭のシャチ、そして12頭のイルカたちが飼育されていた。
そして閉園から4か月。5月7日に撮影されたという映像には、メインテナンスが行われなくなり、藻が繁殖した濁ったプールで泳ぐシャチやイルカたちの姿がとらえられている。
当初、2頭のシャチは、日本の神戸市にある神戸須磨シーワールドが引き取る予定で調整が進められていた。
だがクジラの保護団体らが日本への移送を強く反対し、署名運動などを実施。その結果、フランス政府は日本に譲渡しない決定を下した。
彼らはその理由として、日本がいまだに捕鯨を行っていること、動物の保護に関する法律の整備が遅れていることなどを挙げた。
それでは、シャチたちはどこへ行くのが望ましいのか?日本の次に候補となったスペインのテネリフェ島にあるロロ・パルケ海洋公園だった。
だがこちらは、スペイン政府が施設の収容能力不足を理由に受け入れを拒否した。
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https://karapaia.com/archives/510488.html
【【動物愛護団体】『イルカショーは可哀想!』と廃園に追い込んだうえ、日本への輸送計画も捕鯨してるからと反対し、結果シャチたちは劣悪な環境のプールに置き去りに…(フランス)】の続きを読む