昨年からネットやSNSで続く亀田製菓の不買運動が、ここにきて再び盛り上がりをみせている。
そもそものきっかけは、24年12月16日に配信された『インド出身の亀田製菓会長「日本はさらなる移民受け入れを」』(AFP通信)という記事だ。
これに愛国心溢れる人々がカチンときたところへ、亀田製菓の「梅の香巻」に中国産のもち米が使われているという情報も拡散された。ネットやSNSでは「汚染チャイナ米を撒き散らす売国企業」などとボロカスに叩かれ、「不買」が呼びかけられたという流れだ。
ただ、本連載の《「日本に移民を」亀田製菓CEOの発言が炎上して株価は下落…不買運動に加担する“ピュアな人”に背筋が凍るワケ》で詳しく解説したように、このバッシングは話がかなり盛られている。
まず、ジュネジャ・レカ・ラジュ会長CEOは記事タイトルのような発言をしていない。外国人材を活用していくべきという発言をしただけだ。日本人の感覚ではこれは「移民」と異なる意味だが、
(略)
しかし、一方でここまで亀田製菓を痛めつければ、米菓事業全体に大きなダメージが及ぶわけだから当然、米菓の生産量も減少する。それは国内の米農家にも大きなダメージを及ぼすだろう。
そもそものきっかけは、24年12月16日に配信された『インド出身の亀田製菓会長「日本はさらなる移民受け入れを」』(AFP通信)という記事だ。
これに愛国心溢れる人々がカチンときたところへ、亀田製菓の「梅の香巻」に中国産のもち米が使われているという情報も拡散された。ネットやSNSでは「汚染チャイナ米を撒き散らす売国企業」などとボロカスに叩かれ、「不買」が呼びかけられたという流れだ。
ただ、本連載の《「日本に移民を」亀田製菓CEOの発言が炎上して株価は下落…不買運動に加担する“ピュアな人”に背筋が凍るワケ》で詳しく解説したように、このバッシングは話がかなり盛られている。
まず、ジュネジャ・レカ・ラジュ会長CEOは記事タイトルのような発言をしていない。外国人材を活用していくべきという発言をしただけだ。日本人の感覚ではこれは「移民」と異なる意味だが、
(略)
しかし、一方でここまで亀田製菓を痛めつければ、米菓事業全体に大きなダメージが及ぶわけだから当然、米菓の生産量も減少する。それは国内の米農家にも大きなダメージを及ぼすだろう。
【「亀田製菓ざまあ」と、まだ不買運動を続けている人が『日本の敵』になってしまうワケ(ダイヤモンドオンライン)】の続きを読む