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    大田出版

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    1: 6564億円◆o8vqQW81IE 2015/06/17(水)20:27:20 ID:???
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    神戸市で1997年に起きた連続児童殺傷事件の加害男性が「元少年A」として
    出版した手記「絶歌」について、版元の太田出版(東京)は17日、今後も出版を
    継続する意向を自社のホームページで表明した。

    「社会は、彼のような犯罪を起こさないため、起こさせないため、そこで何があった のか、見つめ考える必要がある」としている。初版10万部を発行しており、今後も 増刷する予定だという。

    (略)…、一方で、遺族の心情を配慮し販売を自粛する書店も増えている。
    【【酒鬼薔薇】太田出版「今後も出版を継続する」~神戸事件手記「絶歌」の出版継続、増刷へ】の続きを読む

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    1: ◆sRJYpneS5Y 2015/06/18(木)14:29:52 ID:???
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    『絶歌』の出版について

     2015年6月11日、太田出版は『絶歌』を出版しました。
     この本は1997年に神戸で起きた通称神戸連続児童殺傷事件の加害者である
    元少年Aが事件にいたる経緯、犯行後の社会復帰にいたる過程を自ら綴ったものです。
     なぜ遺族の了解を取らずに出版したのか、遺族の気持ちをどう考えているのか、
    なぜあのような猟奇的殺人者の本を出すのかなど、出版後、多くの批判をいただいています。

     本書は、決して本人の弁解の書ではありません。いわんや猟奇殺人を再現したり、
    忌まわしい事件への興味をかき立てることを目的にしたものではありません。
     本書は、加害者本人の手で本人の内面を抉り出し、この犯罪が起きた原因について
    本人自身の言葉で描いたものです。
     深刻な少年犯罪が繰り返される中、なぜそのようなことが起きたのかをそれぞれの
    事件の加害者自身が語ることはほとんどありません。一つには機会があってもそれを
    表現するだけの力を持つ者がいないということがあります。加害者の心の闇は謎のままです。
     神戸連続児童殺傷事件はその猟奇性ゆえ、また加害者が14歳の少年であったこと
    などから社会に衝撃を与え、人々の脳裏に深く刻み込まれる事件となりました。
    「少年A」というそもそもは匿名を表す表記が、多くの人にとってそのまま
    神戸連続児童殺傷事件の記憶に結びつくという特異なそして少年犯罪の代表的な事件です。
    少年犯罪が起こるたびに神戸の事件は言及され分析されてきました。
     本書に書かれた事件にいたる彼の記述を読むと、そこには大人の犯罪とは明らかに異なる、
    少年期特有の、性的衝動、心の揺れなどがあったことがわかります。
    そしてそれだけの内面的な乱れを抱えながらも、事件が起きるまで彼はどこにでもいる
    普通の少年でした。彼が抱えていた衝動は、彼だけのものではなく、むしろ少年期に普遍的なものだと思います。
    彼は紙一重の選択をことごとく誤り、前例のない猟奇的殺人者となってしまいました。
    彼の起こした事件は前例のない残虐な猟奇的事件でしたが、それがいかに突出したものであろうと、
    その根底には社会が抱える共通する問題点が潜んでいるはずです。
    社会は、彼のような犯罪を起こさないため、起こさせないため、そこで何があったのか、
    たとえそれが醜悪なものであったとしても見つめ考える必要があると思います。
    【【酒鬼薔薇】太田出版『絶歌』の出版について「社会は、彼のような犯罪を起こさないため、何があったのか見つめ考える必要がある」】の続きを読む

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