1: ◆qQDmM1OH5Q46 2016/05/07(土)11:10:45 ID:???
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風俗で働く女性たちの中には、さまざまな困難を抱えている人もいる。特に低価格帯の激安店や熟女店では、貧困や借金による生活苦をはじめ、精神的な疾患や障がいを持つ女性も少なからず存在するため、憂慮するべきことは枚挙にいとまがない。こうした実情について、昨今は社会問題として認知も広がっているが、彼女たちを支援するためにどのような手立てが考えられるのか、具体的に語られることはこれまで少なかったように思われる。

そこで今回は、風俗に従事する女性への社会的な支援を推進している、一般社団法人ホワイトハンズ代表理事の坂爪真吾氏と、風俗の現場でのソーシャルワークの必要性を訴える木下大生氏の対談を実施。 風俗で働く女性が本当に必要とする支援について、福祉にできることは何かなどを語ってもらった。

これまで風俗と福祉が繋がることはなかった

――坂爪さんは、デリバリーヘルスの事業者と連携して、店舗の待機部屋に弁護士や社会福祉士、臨床心理士を派遣して、女性たちに無料で生活・法律相談サービスを提供する事業=『風テラス』を運営されています。
風俗で働く女性たちを支援する重要性について、どのように感じられていますか?

坂爪真吾氏(以下、坂爪):風俗の世界の中でも、激安店や熟女店という領域は、
いわゆる表世界のセーフティーネットからこぼれ落ちた方、あるいは生活保護などの支援制度を利用していても、障がいや病気などの理由で、それだけでは生活が立ち行かない方などがたくさん集まっている世界です。
それは何十年も前からずっと変わらないことですが、そうした現場に福祉従事者が入ることはありませんでした。
なので、今回の「風テラス」の実施によって、硬直的な福祉の現状に対して一石を投じることができたのではないかと考えています。

木下大生氏(以下、木下):これはとても画期的な取り組みだと思います。
構造的、役割的な問題でもあるのですが、ソーシャルワーカー(※というのは病院や役所、福祉機関などで、その機関や施設が準拠している法律の枠組みに収まる人を対象に支援することが多いです。
支援が必要な人を、さまざまな機関に紹介することも役割のうちですが、
一組織の人間である場合はその後どうなったかまでは追いかけられないことが多い。
結果的に、どの支援にもつながらなかったという人たちが少なからずいると認識しています。
なので、支援が必要にもかかわらず支援が行き届いていない人たちを、積極的に探し出して支援していくことが重要。
風俗も探しにいくべき現場のひとつだと考えています。ちなみに、このような動きを「アウトリーチ」と呼んでいます。

続き ウートピ
http://wotopi.jp/archives/36321

引用元: ・【社会】風俗で働く女性に、福祉は何ができるか? 「辞めさせる」だけではない支援のカタチ [H28/5/7]

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