1: ◆qQDmM1OH5Q46 2016/04/26(火)13:05:01 ID:???
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山崎製パンはなぜ、災害時の緊急食料支援に強いのか
鈴木広行

今回の熊本地震で自社工場が被災したのにもかかわず、被災者への緊急支援でそつのない対応を見せた企業がある。
製パン業国内最大手の山崎製パンだ。2014年2月の大雪の際も、配送トラックドライバーの機転によるパンの無料配布がネット上で大絶賛された。なぜ、山崎製パンは、災害時の緊急支援に強いのか。
その秘密に迫った。(ジャーナリスト・鈴木広行)

(略)

山崎パンが素早く復旧できた理由
準備が「想定通り」に生きた

自動車や電機など大手製造業では今回、熊本や大分の現地部品工場が被災し、
完成品の生産にも支障が生じるという事態が「想定外」の広がりを見せた。

さらに、製パン他社が熊本市やその周辺に構える工場は、操業再開が遅れているという。
こうしたもたつきを横目に、山崎製パンが素早い復旧を果たせたのはなぜか。

1つは、日頃から取り組んできたハード・ソフト両面での危機管理への準備が、「想定通り」に生きたことが挙げられる。

実は、山崎製パンは今から40年以上も前の1973年7月、当時のパン工場としては国内最大・最新鋭であった
武蔵野工場(東京都東久留米市)を失火により全焼するという苦い経験をしている。
人的被害は奇跡的になかったものの、大手スーパー各社などから注文を受けた大量の製品が生産・供給できなくなるという、会社存亡の危機に直面した。

このとき同社は、武蔵野工場の受注分を関東周辺の各工場が昼夜フル回転することによりカバーし、火災から3日目には代替生産を軌道に乗せて、通常通りの受注と供給が出来るようにしてしまった。
焼けた工場建屋も直ちに再建に取り掛かり、同年12月には再稼働を果たすという回復ぶりをみせた。

この体験により、同社には「どんな試練や困難に遭遇しようとも、注文のあった製品をお客様に
届けることに全力を挙げる、という考えが全社に根付いた」(山崎製パンOB)。

続き ダイヤモンドオンライン 全4ページ
http://diamond.jp/articles/-/90286

引用元: ・【ダイヤモンド】山崎製パンはなぜ、災害時の緊急食料支援に強いのか [H28/4/26]

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